村を出た、美夢は
ある場所へ向かっていた…。

『芽夢~』

『あっ美夢~どうしたの~?』

美夢がやって来たのは、村の
外れにある、小さな森…。

そこには、美夢の『外』で
出来た友達が居た…。

黄色いツインテールの髪に
緑色の瞳…外見は幼く見えるが
実は、彼女には、ある秘密が
あった…。

『芽夢~私、旅に出る
一緒に来てくれる…?
一人じゃ心細くて』

『仕方ないな~美夢には
敵わないからな~私は』

芽夢は、そう言うと
美夢の頭をポンっと軽く叩いて
先を歩いた…。