晴紀がその手を掴んだ。 「俺様の女に触んな。気持ちわりぃ」 驚いた顔をする大柄な人は少しすると笑いだす。 「ばっかじゃねぇの?お前もそんなこと言うんだな、 彼女ちゃん、彼氏と頑張りなよ」 見下されたような形で去られる。 「おら、さっさと入れ」