晴紀がこっちへ来る。



肩に触れられて少し反応する。



「落ち着け。アンケートを机の上に置いといたのは俺様も牧野も篠原も見てる。」




ゆっくり頷く。




「取り敢えず職員室行こう」




廊下に出る。



「晴紀。」



「ん?」



「…何でもない」



何なんだよ、と呟く晴紀に遊びなの?なんて言えなかった。