ただただ暗く、何もなかった夜の景色がーーー


お前といると沢山の小さな光が煌めきだすのはーーー


どうしてなんだーーー?



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「さぁ、遠慮せず喰えっ!!」


ロイっつー奴がでかい机の真ん中で叫ぶ、、、



腹は減ってねーけど、空気的に俺だけ喰わねーって訳にもいかねーし、
一応、何か喰うか、、、


箸を持つ手を豪華な料理に伸ばすーーー


!!!!


「これは俺んだっ!!お前はあっち!!」


そいつが指さしたのはほんの一口しか残ってねー皿だったーーー


なんだ…コイツ?


「ロイ様、客人に失礼であります」


リンレイは静かに山盛り入った料理を俺の前に置く、、、


「あぁっ!!コイツは客人じゃねーよっ!!
カスだカス」


カス…だと…!?


俺は、ロイがかぶり付く瞬間のチキンを横どって喰ったーーー


「テンメー!?何しやがるっ!!」


「はぁ?盗られるほうがマヌケじゃね?…こんなカスによ!!」


今度は俺の前の皿の分を、ロイが一気食いしだすーーー