「俺が出る」



立ち上がろうとするゆうなを止め、俺がドアを開けるーーー



「ヤッホーい!来ちゃった!テヘペロ」
「バタンっ!!!」



すぐさまドアを叩き締める



「誰?」


「変態。」


「ボルン?」


「そ」


「ピンポン!ピンポン!ピンポンピポピポピポ!!!」


絶対あけんなと、目で脅すものの、ゆうなには何故か俺の脅しは効かないらしい…



ゆうなに開けてもらい、オタク男が入ってくるーーー



「キョウたん!酷いおっ!!


僕ちん、せっかく二人にご馳走用意して来たのにぃぃぃ!!!」



手作りとは思えない程の料理をテーブルに並べて行く、、、



「さあ!!召し上がれ~!!!」



「わぁ!ありがとうボルンっ!
いっただきまーす!!!」



ゆうなは相当腹が減ってたみたいで、満面の笑みで食べだした



「あれ?キョウたん食べないのかな?」



「いらねー」



俺の言葉にやけにニヤニヤしだす、変態おっさんは小声で俺に話してきたーーー



「といいますと…」