それがどう言う事かくれーはよ?本当、花嫁の事心配もしねーで、、、お前、花婿失格だな…」


ドスっ!!



「あっ!!!イッテーよっ!!!」



とりあえず一発はくらわしておいたーーーが、



『キョウ殿も既に気付いておられる筈



ゆうな様はーーー魔物にとって非常に高価で価値のある…商品となる事をーーー』



成る程、、、気付いてたのは、俺だけじゃねーって事か、、



「まっ!そいつ等にどーにかされる前に、アイツを取り戻しゃーいい…それだけ、、、だろ?」



俺は腕をくんでフっと笑ったーーー



「お前のその自信はどっから湧いてくんのかねー?



あ、そうそう、、、
…こんなもん拾ったんだけど…いる?」



ロイは得意気に俺らにある物を見せたーーー




~ゆうなside~



『ゆうなちゃん…貴女には苦労を沢山かけてしまうと思うの…今のうちに謝っておくわねーーー本当に…ごめんなさい…』



お母さんが死んでしまう前夜ーーー



冷たい病室の白い床


医薬品の独特な匂いーーー


殺風景でーーーなんだか胸の奥をギュッと締め付けられる様な、