紅の着物を緩く着こなし、開いた胸元からは溢れんばかりの谷間、、、


見た目はとっても美しい人なんだけど…なんだろう?この違和感は?


「娘よ、、、」


亀姫様は私の頬をスーっと指でなぞる、、、
その仕草が、女の私から見てもとても色っぽい



「ソナタからはとても良い香りがする
噂に違わぬ美しさじゃ、
ではーーー早速、、、歌ってたもうーーー」



彼女の瞳が赤く光って、一瞬ゆらゆらと揺らめいた様に見えた



「~~♪~~♪~~」



歌声と共に、、、彼女はその姿を徐々に変えて行く、、、


まるで、それは、大きな大きな亀、、、



金縛りだーーー!!!?
まったく、身体の自由が効かない、でも、歌う事も止めれないっ!!



「わらわは、歌う者の動きを縛る事が出来るの、、、歌う力がなくなるまで、歌い続けるのじゃ!そして、その声をーーーわらわにおくれっ!!はっはっは…!!」



逆に私の方は力が抜けていく、、、


そして、彼女は容赦なく、私の歌声をどんどん吸いとっていた、、、