俺と凛さんは女湯を出て牛乳の自販機に立つ



「イチゴがいい?それともコーヒー?」



牛乳の種類だ



「じ、じゃあぼにゅ…
あ、コーヒーで!」


母乳といいそうになったのは秘密だ
この小説を見てる人たちだって気付いてないだろう白目



「コーヒーね!
あたしはイチゴかなー?」


意外と女の子らしいもの飲むのね



すると後ろからお店のおばさんがくる


「あーら凛ちゃん!
お友達?こんにちは」


「おー!おばちゃんじゃないか!
んー友達っちゃ友達だよ」


おばさんは俺に挨拶をしたっぽかったので俺もお辞儀をする


「はい!コーヒー牛乳!」


凛さんはコーヒー牛乳を俺に渡す



「あ、ありがと…」



緊張しながらも俺はお礼を言う


「ごめんね、こんなのしかおごれなくて」


いや、おごらなくていいって言ったのに



なんてことは口にせずに俺は首を振る



「もしかして、喋るの苦手?」



凛さんは顔を近づけて言ってくる


俺はその顔を避けるように背ける


「苦手なのねw
かわいいw」


か、かわいいだと!?



言われて嬉しくはないが俺は女だってことに気づく



「裸の付き合いしたじゃないのー
人と喋りたくないなら人に裸見せるんじゃないのー!」


お前はお母さんか!


やはり少ない俺のセリフ