少女もフードをしており親近感を覚える



急いでいる様子で駆けて行ってしまう女の子



綺麗な子だったな



思わず去っていった方を見つめていると強い衝撃が走る



何かに押されて身体が地面に突き飛ばされた



「悪い!大丈夫か?」


そう言って手を差し出してきたのはフードを被った男



今気づいたがフードを被っている人の割合が多すぎる



現に私もそうだ


街に入る前にラウ様に言われ、三人ともフードを被り待へ入った