ランダにつくと、そこは今までの町とは大きく違った



活気にあふれる町



そしてきらびやかな人たち



さすが、王都への唯一の入り口



私は、フードの中から全てに釘付けになっていた



こんなところ、初めてだ



みんなが生き生きしている



よそ見ばかりしていると何かに当たる



「あ、ごめんなさい!」


「いえ」



あたってしまったのは同じくらいの少女だった