私達は順調にランダまでの道のりを進めていた 「あ、あつい…」 初めての砂漠は思っていた以上にきつい 照りつける太陽 ジリジリと唸る砂 汗すらも暑い この砂漠の夜は竜巻で歩けたものではない だから夜行性の私達も砂漠越えだけは昼間に行うのだ 「水飲みますか?」 ラウ様は謎に元気 暑そうではあるけど昼間に起きていることには平気そう 一方ユニ様は…