「っ、」


そこからは何も考えず貪った



時たま動く体


噛み殺したような声



全て気にならないくらい夢中で





満腹になり我に帰ったのは大量の血を貪った後だった


体を離してユニ様を見ると心なしか青白い


「ごめ、なさい」


「気にするな」


力なく笑うユニ様にどうしようもない罪悪感を感じる



罪悪感から目に涙を溜めた私にユニ様は頭を撫でてくれる



「最初はこんなものだ」


やっぱり飲み過ぎたらしい



「それに、食事をすれば済む話。案ずるな」



そう言うとユニ様は視線を横へやる