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「おー!燈真帰ってきたぞー!!!」



お店のドアを開けた瞬間、ビックりするぐらいにテンション高い声に迎えられるわたしたち。



「るせぇな....奈音がびびんじゃん」



「え、マジで奈音ちゃん?!」




「俺は嘘はつかねぇーの。ほら、奈音?」

トンっと廣瀬の前に身体を押し出され、よくわからなかった店内がハッキリ見える。



三人の男の人と、隅に置かれた楽器ケースに、カウンターにいる店長っぽい人。



それ以外は誰もいなかった。




「えっと....奈音です....」



あえて、名字は言わずに。




そっと自己紹介をした、