「ちがうよ、太郎。つきあってたの。振られたも同然よ。」



「ふーん、こんな美人置いてあいつは消えたってわけね。もったいないから俺が拾ってやろうか??」


彼と似たような、でも少し違う妖艶な表情で私を見透かすように見てくる



「私、黒髪嫌いだから。今日は帰るね太郎。また今度。」



燈真に似たような表情をみるといてもたってもいられず、カフェをでて1人家に帰る。