「ダメよ、ナオナオがそんな顔しちゃ…


飢えてるオオカミに捕まっちゃうわ」





「オオカミ…みたいだったの…本当に。




私が元彼に浮気されてね、一人で帰ってて、そのとき私泣いてたらしくてね


そしたら…



全部忘れさせてあげようか?



って…



ホストみたいな顔してそんなこといって



私を自分の部屋へ連れていって…



捕まっちゃったってそう思ったの…



そしたら、転校してきて



もう離さないってそう言ってた。



なのに…」