優しさと甘さと肌についた赤いシルシと



それだけを残して君は次の朝から消えた




携帯に連絡してもつながらなくて




誰に聞いてもわからなくて




ずっと部屋でまってていても帰ってはこなくて



わたしはポッカリ大きな穴を開けたまま、


ただ時がすぎるのを待っていた