「あなたもよくご存知でしょう?スノーホワイトですよ」


酷く歪んでいた女王様の美しいお顔は、さらにさらに酷く歪みました。


「あの小娘...!」


それから女王様はしばらく部屋のなかを暴れました。



そして、ふと思いついたように



「それなら、スノーホワイトを殺せばいいわ。」



にっこり笑ってそういったのです。



そして腕の立つ猟師をお城に呼んでこういいました


「スノーホワイトを殺しなさい」


高い報酬に目がくらんだ猟師はそれを承知し、森の深くに隠されたスノーホワイトを探しにいきました。