毎日鏡に、



「世界で一番美しいのは誰?」


自信に満ち溢れた顔でそう聞きます。


そして鏡も答えるのです。


「それは、あなたです。女王様」



その答えに女王様は満足にニッコリと笑います。



スノーホワイトが、少女がまだ幼い頃は女王様はまだ若く美しさに満ち溢れていました。


しかし、月日は経つというもので。



年をとるごとにしわを気にする女王様と、



誰にもみつからないような塔に閉じ込められても、その輝かんばかりの美しさがとどまることを知らないスノーホワイトがいました。