「んじゃ、もう一回一週間後に考え直しってことで。」



なかなか話は進まず、緒都也の一言を合図にそれぞれが帰っていく。



んー、だめなのかな。この曲....


よくできたとおもったけどな....


「はぁ....」


しばらくぼーっとしていたら、隣から聞こえてくる盛大な溜息....




「帰るぞ、奈音。」



そのまま立ち上がった勢いとともに私の身体をひっぱりあげズンズン歩いていく燈真。




「ちょ、はやいって」



「................」



「うで、いたい....」



「................」