なんでか分からないけど、頭んなかがまっしろになった。


「…なんで!?」

「あたしからフったの!少しずつお互い会わなくなって、…気持ちが無くなったんだよね。」

後藤は泣きそうな顔になっていた。


「あーごめん。何聞いてんだろ…」

「いいのいいの!…バイトの時間遅れちゃうから行くね!」


後藤は走って行った。



胸の奥が痛い…


なんでなんだ。



不安

焦り

疑い


頭の中がグチャグチャしている。