屋上、体育館、保健室…
今日は、一日ウロウロして終わってしまった。
放課後、誰もいない教室に鞄を取りに戻る。
「あー!!いた!」
振り返ると、戸野が指を指してる。
「どこ行ってたんですか!?」
「…関係ない。」
「ありますよ!クラスメイトなんですから!」
「屋上…」
「立ち入り禁止です!」
「体育館…保健室。」
「…授業に出ないと遅れますよ?」
「頭いいから大丈夫。」
「…写真部出ないと怒られますよ?」
ウザイ…
「辞めるからいい。」
「辞める?…なんで?」
いちいち、人の事情に首突っ込んでくるコイツにだんだん腹が立ってくる。
「なんでもかんでもお前に言わなきゃなんねーの!?保護者でも先生でもねーだろ!!…今イラついてんの。喋りかけんな。お前めんどくせーんだよ!…ドジ美…」
怒鳴ってしまった…
教室を出た。
すると、戸野が大声で叫んだ。
「思い通りにいかないからって、人にあたらないでよ!」
今日は、一日ウロウロして終わってしまった。
放課後、誰もいない教室に鞄を取りに戻る。
「あー!!いた!」
振り返ると、戸野が指を指してる。
「どこ行ってたんですか!?」
「…関係ない。」
「ありますよ!クラスメイトなんですから!」
「屋上…」
「立ち入り禁止です!」
「体育館…保健室。」
「…授業に出ないと遅れますよ?」
「頭いいから大丈夫。」
「…写真部出ないと怒られますよ?」
ウザイ…
「辞めるからいい。」
「辞める?…なんで?」
いちいち、人の事情に首突っ込んでくるコイツにだんだん腹が立ってくる。
「なんでもかんでもお前に言わなきゃなんねーの!?保護者でも先生でもねーだろ!!…今イラついてんの。喋りかけんな。お前めんどくせーんだよ!…ドジ美…」
怒鳴ってしまった…
教室を出た。
すると、戸野が大声で叫んだ。
「思い通りにいかないからって、人にあたらないでよ!」