あの日は、
いつもと変わらず
昼から誠の仕事で
静岡まで行く予定で朝から用意をしたり誠に求められるがままSEXに明け暮れていた。

突然、けたたましく玄関を叩く音がして誠は顔が真っ青になり私に出るように言った。

私が玄関を開けると
「高山誠は居るな?」
と、中年代の男が警察手帳と書かれた手帳を開きながら言った。

「…えっ?何ですか?」

頭は真っ白になりうろたえる私に刑事の1人が

「お前もしてるんやろ?一緒に来るようにしろ。」

と、余計に意味が分からない事を言い出した。

それからの記憶はスローモーションのようで私をよけて刑事が部屋に入り誠に何かを言いながら細くなってしまった誠の腕に銀色のわっかをかけた。