「おい零央…」


「雄馬。ひとつ頼み事がある」


「おいおい、俺に仕事押し付けるのか」


「美柚をたのむ…暫く傍にいてやってくれないか?俺と花蓮に関する情報は駆除してくれ…」


零央には何かと世話になってる


だからこれくらいなら…


「別にいいけど」


「サンキュな。俺は花蓮をつれて海外にいく。義理の母の仕事柄、海外へ住むって話してたから…」


このまま何事もなかったら、お前は美柚のために日本に残っただろうに


「わかったけど…俺、大したこと出来ねぇけど?」