あいつがあの女に接触するのは、マズイんじゃないか…?


そう思い、すぐさま零央に連絡した


しばらく遠くの方で見守っていると、花蓮はいきなり果物ナイフを取り出した


さすがにマズイと思い、助けに入ろうとした時、零央が花蓮をおさえようとする


しかし間に合わず、花蓮は美柚を突き飛ばし、美柚は歩道橋の階段から落ちた


「美柚!!!」


零央は心配そうに駆け寄る


一瞬のことで、俺もなにがあったのか、理解するのに少し時間がかかった


零央は携帯を取り出し、救急車を呼ぶ