女子達の目がハートになってる


そんなことにちょっと嫉妬してしまっている自分がいる


女子集団をすり抜け、私の席までやってくる零央


「なに?何の用…」


つい棘のある言い方になってしまった

いくら嫉妬してるからって…こんな私、全然かわいくない…


「班決め終わった?気になったから」


「あ、う…うん、加奈と…亮と笹岡くんと行くことに…」