「私ね、柳杞くんと葵くんに勇気何倍ももらったの...。
だから今度は私がその貰った勇気で強くなるね」



僕も柳杞も一体何を言ってるのか分からなくて、
首を傾げた。



「中学卒業したら、私この家出る。」


「おぉ!やっと決めてくれた!!」


「そのためだったら僕らいくらでも力を貸すよ。」