小さく丸まって眠る美空に一晩中眠れない罰を与えられていた。
気が付けば陽は昇りカーテン越しに日差しが入る。
夜中うなされていた美空だったがやっと静かな寝息を立て始め、ホッとした慎司もうつらうつらと眠りに落ちていった。
「う~ん…」
美空はお腹の辺りに重さを感じ眠りから目覚めつつあった。
「う~ん…」
身体を動かそうにも何かに縛られているようで動かない。
意識がドンドン覚醒してきてうっすらと目を開ける。
最初に飛び込んできたのは左腕に刺さっている点滴…
昨日のことは直ぐに思い出せた。
またしたも倒れたんだ…
起き上がろうと身動ぎをすると何か暖かいものが背中にくっついており、身体を引き戻す。
えっ?
まさか…
顔だけ無理な体勢で動かすと…
ドアップの慎二の顔!!
「ヒッ!!!」
今のこの状況って…かなりまずい…
抱き枕のごとく慎二は私を離そうとはしない。
一気に血の気が引き、身体が硬直してしまう。
気が付けば陽は昇りカーテン越しに日差しが入る。
夜中うなされていた美空だったがやっと静かな寝息を立て始め、ホッとした慎司もうつらうつらと眠りに落ちていった。
「う~ん…」
美空はお腹の辺りに重さを感じ眠りから目覚めつつあった。
「う~ん…」
身体を動かそうにも何かに縛られているようで動かない。
意識がドンドン覚醒してきてうっすらと目を開ける。
最初に飛び込んできたのは左腕に刺さっている点滴…
昨日のことは直ぐに思い出せた。
またしたも倒れたんだ…
起き上がろうと身動ぎをすると何か暖かいものが背中にくっついており、身体を引き戻す。
えっ?
まさか…
顔だけ無理な体勢で動かすと…
ドアップの慎二の顔!!
「ヒッ!!!」
今のこの状況って…かなりまずい…
抱き枕のごとく慎二は私を離そうとはしない。
一気に血の気が引き、身体が硬直してしまう。