「言ってみて?そうだなー、慎司さん?それとも可愛く慎ちゃんとか?」


マスマス真っ赤になっいく美空。


「だだだっ、だから無理だって!!」


「そうかぁ…じゃ言わないんだったら…」


「えっ?何?何か変なこと考えてないよね?!」


「それは美空ちゃん次第」


ニコッとまたしても笑った!!


もう!!!!


「慎司さん!!」


「クスクス、はい?何かな?」


「もう!バカ!」


冷めてしまったお粥を口一杯に頬張った。


星野…もとい慎司さんは面白そうに笑っている。


その後は黙々と食事を平らげ布団の中に押し込まれそうになった。


「あっ、あの!慎司さん!!私帰るからここで休んでください!」


起き上がろうとするも簡単に戻された。


「服がないのにどうやって帰るの?それに体調が心配だから今日は泊まって。一応医者だから何かあれば直ぐに対応できるし」


またもや慎司ペースに持って行かれた。


「でも…明日も仕事でしょう?どこで寝るの?疲れがとれなくなるよ?」


「平気だよ。明日から3日間休みだし、ソファーで寝るのには慣れてるからね」


「あっ、ありがとう…」


「どういたしまして!じゃ、ゆっくりおやすみ」


そう言って部屋をでていった。