家をでて3時間弱で目的地のペンションに着いた。
「着いたよ、美空。ここは俺が息抜きにたまにくる隠れ家」
目の前に建っている三階立て建物は、まるでアリスの国を思い出させる可愛らしい作りで色合いだった。
いや、そのものかもしれない。
壁にはトランプの可愛らしい模様、庭の至るどころにある切り株の上には、木で出来た動物達がこっちを向いて手を振っている。
屋根は真っ赤で、時計台がついていた。
「美空?降りて」
いつの間にか助手席のドアを開けてくれていた慎司に声をかけられた。
「ご、ごめんなさい。あまりにも可愛くてビックリしたものだから…」
ユックリと車から降りると足下に今では珍しい三毛猫がすり寄ってきていた。
「うっわぁ、可愛い!」
触ろうと手を出すとするりと足下を抜けペンションの方へと走り去る。
「ミー!お客様にちゃんと挨拶できた?」
声の方へ視線を向けると長身でショートカットの綺麗な女性が立っていた。
ジーンズにTシャツという出で立ちだが、スタイルの良さを際だたせ、ミーと呼ばれた猫を抱いてる姿に見とれてしまった。
「着いたよ、美空。ここは俺が息抜きにたまにくる隠れ家」
目の前に建っている三階立て建物は、まるでアリスの国を思い出させる可愛らしい作りで色合いだった。
いや、そのものかもしれない。
壁にはトランプの可愛らしい模様、庭の至るどころにある切り株の上には、木で出来た動物達がこっちを向いて手を振っている。
屋根は真っ赤で、時計台がついていた。
「美空?降りて」
いつの間にか助手席のドアを開けてくれていた慎司に声をかけられた。
「ご、ごめんなさい。あまりにも可愛くてビックリしたものだから…」
ユックリと車から降りると足下に今では珍しい三毛猫がすり寄ってきていた。
「うっわぁ、可愛い!」
触ろうと手を出すとするりと足下を抜けペンションの方へと走り去る。
「ミー!お客様にちゃんと挨拶できた?」
声の方へ視線を向けると長身でショートカットの綺麗な女性が立っていた。
ジーンズにTシャツという出で立ちだが、スタイルの良さを際だたせ、ミーと呼ばれた猫を抱いてる姿に見とれてしまった。