朝目が覚めると隣に慎司は居なかった。


AM6:15


リビングに行ってもいなく、そのかわり置き手紙が置いてあった。


『おはよう。病院から呼び出しがあって早めに仕事にいくけど、美空は家にいて。仕事あるだろうけど今日は休んで欲しい。手の怪我もあるし、無理しないでほしいんだ。気が引けるというなら、洗濯ぐらいしてもらえると助かるよ。じゃ、後で電話するから』


綺麗な文字で書かれた手紙。


大事にたたみ、バックへとしまった。


私のお守り…


バックから携帯をだすと職場へ休むと連絡をいれた。


いつもなら仕事にいっていたはずだが、今日は、今は慎司の言うことを聞きたかった。


心配ばかりかけてるから…


そうと決まれば掃除から始めよう!


と、したけど掃除機の場所が分からない。


あっちこっちあさるのも嫌なので電話が来たら聞くことにした。


じゃ言われたとおり洗濯をしよう。


これまた洗濯機が全部やってくれるため私の出番はない。


着替えるにしても私の下着も洗濯機の中。


暇…


あっ、夕食を作って待とう!


けど、今から作るには早すぎる。


何してればいいの?


窓際により景色を眺めた。


それしかやることがなかったから…