「ユミちゃ~ん!学校見学しよう!私が教えてあげるよ」
私が、静かに読書をしているとドアの方から舞美が言ってきた。
読書をしていたけど、本当は読書が大嫌い。読んでるふりをしていた。
だから、呼ばれて嬉しかった。救われた気がした。
「本当に?ありがとう!」

舞美は、休み時間の間、学校内の事をすべて教えてくれた。
全部は覚えられなかったけど、徐々に覚えていこう・・・。

こうして、私の1日が終わった。