こんにちは。
初めましての方も、初めましてでない方も、どうも。紫月 瑠維です。
「君がいた夏」読んで下さり、誠にありがとうございます。
真面目で大人しい女の子、葉月と、明るくて温かい男の子、陽平の物語、楽しんでいただけましたでしょうか。
不安は尽きせぬものですが、この話を読んでくれた方が、少しでもこの話を楽しんでくれて、葉月や陽平を好きになってくれたら良いと思います。
皆さま、夏は好きですか。
私は夏が好きです。強い日射し、溢れる蝉の声、それらがエネルギー満ちた感じがして、好きです。
夏が始まるときは、暑いしバテちゃうしで、なんとなく嫌な感じになるんだけど、だんだん楽しくなっていきます。
そして、夏が終わるときって、なんだか寂しい気持ちになりませんか?楽しかった夏が終わってしまう、これから寒くなっていく……と。
そんな夏のイメージをもとに、形になったのがこの物語です。
陽平のイメージはまさしく「夏」ですね。
温かくて、エネルギーに溢れてて。
ただ熱血にすると少し私にとって苦手なキャラなので、陽平は今の陽平になりました。
夏が終わるといなくなるなんて設定も、そんなとこから浮かんだり。
葉月ちゃんは、ちょっと私の性格が入ってしまったかもしれませんね。
変なとこ真面目で、へこむと立ち直るまでに時間がかかって、泣き虫で。
そんな私をもう少し可愛らしくしたのが葉月ちゃんです。
葉月の名前は旧暦の八月の意味です。知っての通りですね。
もとは30ページくらいのさくっと読める短編になる予定だったんですけど、気付いたら70ページを越えてしまいました。
どこで何を間違えたのでしょう。
ですがその分、陽平と葉月のキャラをしっかり書ききることが出来て満足しています。
それでは、この話に出逢ってくれたあなたが、笑顔であることを祈って。
紫月 瑠維
2013.8.31