「じゃ、おつかれー」
「おつかれさまでしたー!」
「「おつかれー」」
メンバーに挨拶をして
音楽室を出る。
むしむしと暑い廊下をダッシュして
図書室へと階段を下る。
そして図書室のドアを開け
静かに中へと入る。
ガラッという
ドアの音が静かな図書室内に響く。
その音に気づいて
参考書から顔をあげる子が1人。
そして俺を見て微笑む。
小声で
「ちょっと待ってね」
そう言って
急いで片付けを始める。
そう
この子が俺、小湊 晴樹の彼女
須藤 朱莉(すどう あかり)
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