俺は宣言通り
速攻で洗い物を終わらせ
ジュースと薬を持って朱莉と部屋へ戻った。
「はい、薬」
「げー、やだぁー」
「なんだよ、また飲ませてほしい?」
「いや!自分で飲める!」
そう言うなり
俺の手からコップと薬をひったくって
ゴクゴクと飲み始めた。
…なんか腹立つ
そんなに嫌がんなくてもいいだろ
キスを拒否られたみたいで
傷つく。
「晴樹?」
「もういいし、寝る」
「えっ!なんか怒った?」
「別に」
「怒ってるじゃんか!なんでよー」
「もう朱莉にはキスしない」
「なっ、なんで⁉やだ!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…