ご飯を食べ終わって


朱莉が食べ終わるのを隣でまっていた。





「晴樹くんは、今日はどうするの?」


「え?」


「泊まってく?」




台所で洗い物をしていたおばさんが


俺に聞いて来た。




あ、泊まってくって選択肢が

普通にあるのか。




どうしようかな…




泊まって行きたい気持ちは山々だけど


ここでそう答えたら


ひかれるかもだろ…




迷っていると


くいっと机の下で


朱莉が俺の服を引っ張った。