「おかゆ、食べれるか?」 「うん」 ベッドのそばに椅子を持っていって おかゆをすくう。 フーフーと息を吹きかけて冷ます。 「ん、あーん」 ちょっとはずかしそうに 小さく口を開ける。 「おいしー、晴樹ありがと」 「良かった。はい、あーん」 次々と口に運んで おかゆは見事完食。 次は… 「薬、だな」 「え…」