「うぅ…」
今にも泣き出しそうな目で
俺をぐっと見つめる。
そんな朱莉の頭を優しく撫でて
髪にキスをする。
「大丈夫。朱莉が寝てる間もずっと側にいるから。」
「で、でも!風邪うつっちゃうよぉ?」
「もううつってるんだから、今更気にすることない」
「あ、そっか!」
「ふ…じゃあ、寝よ」
「うん」
部屋に向かおうと
2人とも立ち上がる。
「あっ…」
朱莉がフラフラとして
バランスを崩した。
「…っと。大丈夫か?」
「えへへ、ありがと」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…