「ねー晴樹!何する?どうする?」


「朱莉、テンション高い…」


「だってー、嬉しいんだもんっ!」




えへへ、と笑う朱莉




俺はケータイを片手に


朱莉の頭をポンポンと撫でる




「ちょっと蓮矢に電話だから、シー」


「はぁーい」




返事をして

俺の肩に頭を預ける。



俺は手を回して

朱莉のふわふわな髪の毛を弄ぶ。




『もしもし』


「あ、蓮矢?おはよ」


『おはよ、じゃねーよ!お前遅刻!』


「いや、今日ちょっと風邪引いた。休むわ、ごめんな。」


『まじか、気ぃつけろなー。って、もしかしてお前!』


「…?」


『須藤とヤったのか!』


「…ばか、朝からやらしいぞ」


『やらしいのはどっちだよ!どーせ今一緒なんだろ?』




チラッと隣の朱莉に目をやる



「あぁ…まぁ」