「今日の練習、休んじゃっていいの?」


「だって風邪だし」


「そっか…」




明らかに落ち込む朱莉…


思い通りすぎて面白いな、本当




「ってのは建前で
朱莉と一緒にいたいから」


「…っ!」




照れながらも


顔をパッと明るくさせる。




真っ赤な朱莉の頬に

優しくキスを落とした。