「あっくんを返してよ!」


「なぁお前カイと付き合ってんのか」


カイとは、あっくんのあだなで、



あっくんとはあたしだけしか呼んでいない。

「そうだけど....」

困ってるとあっくんが

「仁、もぅいいだろ?
俺がこいつ幸せにするからお前はあの子幸せにしてあげろよ」


あっくんの指す方には可愛らしい女の子がいた