カランカラン


パァーン、パァーン


扉を開けた瞬間、四方八方からクラッカーの鳴る音。


それと同時に


「「「おめでとう!」」」


の声。


「ありがとう。」

『ありがとう。』


ちょっとビックリしたけれど、お店の中に足を踏み入れた。


今日は私達の為にお店は貸し切り。


いつもはないテーブルがフロアーの真ん中に置いてあって、その上には沢山の食べ物がある。