なんて、砂浜に腰を下ろし、しみじみ海を眺めていると


「いきなりだけど、俺、海ちゃんの事が好きなんだ。付き合ってくれないかな?」


藤沢くんからの突然の告白。


えっ!?


藤沢くんが私を好き?


驚きすぎて開いた口が塞がらない。


「ダメかな?」


ダメ?


ううん、そんな事ない。


むしろ、私も藤沢くんが好き。


『私も…藤沢くんの事が好きです。』


恥ずかしいのとドキドキで何故か敬語になってしまった私。