次の日、出社すると麻美が私を連れ出し給湯室へ。


『昨日はごめんね。』


とりあえず、途中で帰った事を謝る。


「ううん。ちゃんと小宮山くんと話したよ。私は酔った勢いでしてしまった事だから、何とも思ってないって。」

『うん。』

「それでも、俺は君が好きなんだって言われちゃって。」


小宮山くんは一夜の過ちなんかじゃなく、麻美の事が好きだったからなんだね。