『ねぇ空、私達もう離れる事はないよね?』

「うん、もう絶対離れない。」


もし空が戻ってきてくれたら私は話そうと思っていた事がある。


『私、1つだけ空に隠していた事があるの。』

「うん?何だろう?」

『私、空の子供を流産していたの。』

「えっ!?」


そう、それは別れる前に私が倒れた時。


目が覚めて店長さんに言われたんだ。


「あなた妊娠していたのね。でも、残念だけど流産してしまったの。」


って。