麻美は仕事が終わったら話があると小宮山くんを誘い出した。 私は外回りがあったから、まっすぐお店に向かう。 『麻美、遅くなってごめん。』 麻美達の席に行くと、気まずい空気が流れている中に藤沢くんも居た。 あぁ、そうか。 藤沢くんと小宮山くんは同じ部所だったんだ。 そして、私は麻美の隣、藤沢くんの向かいに腰を下ろした。