空はみんなより少し遅れてきたからハッキリ覚えている。


私はみんなの輪に入らず、端っこで1人飲んだり食べたりしていた。


そんな私に空が話しかけてくれたんだ。


とっても話しやすい人で、私はすぐに惹かれていた。


仲良くなるにつれ空の事をますます好きになっていた。


付き合うようになってから、私は本当に幸せで。


この幸せがずっと続くと思っていたのに。


私達は違う形で繋がっていた。


真実を母から聞かされた時は、もちろん受け入れる事なんて出来なかった。