「行く前に誠と美和ちゃんにだけは俺達の事話しておきたかったから。」 「そっか。一生会えないわけじゃないんだから、落ち着いたらまた連絡くれよ?」 「あぁ。」 誠くんや美和ちゃんは私達の事を受け入れてくれて、背中を押してくれた。 そして翌日、小さなトラックのレンタカーで私達はこの街をあとにした。 お父さん、お母さん、私達はやっぱり離れる事は出来ないの。 だから、2人で生きていきます。 元気でね…。