飲み会の後は、土日でお休み。 母は仕事があったけど、私はだいぶゆっくり過ごしていた。 そして、月曜日。 いつも通りに出社。 始業までは少し時間があって、デスクを片付けていると、 「海、おはよう。」 『おはよう。』 麻美が私に声をかけて、手招きしている。 『どうしたの?』 麻美の方に向かうと、ガシッと手首を掴まれ給湯室へと連れていかれた。