そんな時、母は仕事でミスをした。
ミス自体は小さな事だったけれど、人の命を預かる仕事なわけで。
小さなミスだって大問題になる。
幸いこの時は母のミスに気付いた先輩がフォローしてくれて、問題にはならなかったけれど。
母は自分に自信が持てなくなってしまった。
屋上で1人泣いてしまった時、
「誰だって失敗してしまう時がある。1度失敗したんだから、もう2度と同じ事をしないように気をつければいいじゃん。」
そう言って励ましてくれたのが父だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…