麻美は積極的に色んな人に声をかけに行ってるけど、私は端の方でパスタを食べていた。


やっぱり来るんじゃなかった。


みんなみたいに盛り上がる事なんか出来ないもん。


その時、


「悪い。遅れた。」


1人の男の人が来た。


「おー、藤沢。」


彼の同僚が声をかける。


あなたが遅れてきた時、私は何とも思わなかった。


まだ来てない人がいたんだって。


そんな風にしか思わなかったけど、あなたは私の存在に気付いてた?